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ナツメグ、バース・アンド・ウェルズの女王。
P.B. フィリップス著

ヤマネは冬の嵐から安全に隠れ

霜やキツネ、その他の外の恐怖から遠く離れて

強大な石の宮殿で心地よく

6ヶ月の夜の間、眠りにつく

 

黒真珠のような瞳を開けて、小さなナツメグ

イングランドのすべてのヤマネの女王よ

冬眠中、彼女が目覚めるのは

たった二度だけだと私たちは知っている

 

彼女の千マイル上空では

サルテールの天井が魔法をかけ

ガーゴイルたちはニヤニヤしているかもしれないが

高すぎて確かめることはできない

 

クリスマスの朝のバラ色の夜明けが

教会の前の時間を照らす

最初の聖書の朗読や

塔からの鐘の音が鳴る直前に

 

女王陛下は特別な日のために

貯蔵庫のごちそうを堪能する

もし大聖堂の外に住んでいたら

カビた冬の干し草しか食べられないだろう

 

見習い修道士たちが体を洗い着替え

聖歌隊が聖歌を歌う前に

小さな女王は足跡で磨り減った階段を駆け上がる

高く、高く、もっと高く

 

隠し通路を駆け抜け

入ってくる司祭たちを避ける

しかし彼らは昨夜の宴のせいで

ナツメグに気づく余裕さえない

 

アーチの隅に玉座を構え

女王は高貴な席を見つける

屋根の高い場所から完璧な眺め

会衆が集まってくる様子を眺める

 

祭壇の近くには裕福な人々

左には貴族、右には貴婦人

後ろの方では貧しい人々が押し合い

少しでもよく見ようとしている

 

そして、バース・アンド・ウェルズの司教の到着

その豪華さは際限がない

尖塔のような黄金の輝きを放つ帽子をかぶり

銀のガウンに宝石をちりばめて

​

合図とともに教会の人々が立ち上がり

聖歌隊がナツメグのお気に入りの詩篇を歌う

歌声はクレッシェンドへと高まり

そして突然

すべてが静まり返り、穏やかになる

 

小さな女王の瞳はきらめき、踊る

クリスマスの不思議な光景に

小さなカップのような耳が音楽を飲み込み

聖なる儀式のリズムに合わせてピクピクと動く

 

そしてついに、最後の説教が終わり

最後の賛美歌が歌われる

ナツメグの心は魅了され

小さな魂はあふれんばかりに満たされる

 

人々は一日を祝うために立ち去り

聖杯を回し飲みする

小さな女王だけが残る

彼女の強大な宮殿の中に

 

広大な大聖堂は今や彼女のもの

彼女だけのもの

しかし、小さなヤマネには疲れがひどすぎて

居心地の良い地下の家へと戻る

 

でも、あまり深く眠らないで、ナツメグ女王

公現祭まではあとわずか12日

目覚めてそのお祝いを楽しんだら

5月まで冬眠してね

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